自動車史に残る、24個の重要な数字 後編

公開 : 2018.02.01 17:10  更新 : 2019.05.04 13:03


10万9000(2006年)

2006年7月、当時はまだ無名だったテスラ・モーターズが、サンタモニカの空港で開催されたイベントで初の量産モデルを発表した。完全新設計する余力のなかったテスラは、ロータス・エリーゼの骨格を流用した。完全電動のテスラ・ロードスターは、292psを発生し、航続距離は394kmを謳った。

価格は10万9000ドル(約1200万円)と、新興メーカーの、しかも前例のないクルマとしてはなかなか大胆な値付けだった。しかし、そうした不安材料があるにもかかわらず、顧客はテスラに信頼を寄せ、初期ロットの100台は1か月以内に完売したという。

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