ホンダ・ジャズ(フィット)1.5 i-VTECスポーツ 試乗 マイナーチェンジで若者層を狙う

公開 : 2018.02.09 11:10  更新 : 2018.02.09 11:56

若者への訴求力を高めるため、ジャズ(フィット)をマイナーチェンジし、新しいi-VTECエンジンも追加投入したホンダ。強豪揃いの中で、ホンダらしさは発揮できたのでしょうか。

もくじ

どんなクルマ?
フェイスリフトとi-VTECで若者の支持を狙う

どんな感じ?
期待はずれのエンジンと脚まわり
ライバルを圧倒する広い車内空間
凡庸なインテリアの質感

「買い」か?
大人4人が乗れるコンパクトカーを望むなら

スペック
ホンダ・ジャズ(フィット)1.5 i-VTECスポーツのスペック

どんなクルマ?

フェイスリフトとi-VTECで若者の支持を狙う

ホンダ・ジャズ(フィット)はコンパクトカーの「スーパーミニ」クラスにおいて、常に高い人気を誇っている。ボディサイズはこのクラスの中では標準的なものだが、ドアを開ければ想像以上に広い空間が広がる。

2001年にジャズを発表して以来、ホンダは700万台以上を生産してきたが、この数はライバルを凌駕する実用性の高さによるところが大きい。マイナーチェンジを受けた2018年モデルでも、車内の広さは変わらず重点項目のひとつとなっている。

これまでのジャズは、どちらかと言うと年齢を重ねたドライバーが乗るクルマのステレオタイプ、といったイメージが強かった。しかし今回のマーナーチェンジによってスポーティなスタイリングが与えられた仕様を見る限り、イメージできる目標は、若者に対しての訴求力を上げること。

グロスブラックの16インチ・アルミホイールやコントラストが鮮やかなインテリアのステッチ、そのほかの変更点などは、いかにも若々しい印象。そして最も注目すべき点は、今回のテスト車両にも搭載されていた、i-VTECを備えた1.5ℓのガソリンエンジンの追加と言えるだろう。

さて、その仕上がりは若者を捉えることができるのだろうか。

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