フォルクスワーゲンI.D. VIZZION EVファミリー4番目 ジュネーブで公開

公開 : 2018.02.20 17:11  更新 : 2018.02.20 18:11

バーチャルホスト採用 25年めどEV 20車種へ

乗員は、ボイスコントロールおよびジェスチャーコントロールを介して、バーチャルホストとコミュニケーションを取る。

バーチャルホストは、デジタルエコシステムに完全に組み込まれることによって、乗客の個人的な好みを学習し、各乗員に個別に対応するという。

「I.D. VIZZION」の全長は5.11m、システムパワーは225kW、最高速度は180km/h。

111kWhのリチウムイオンバッテリーにより、ブレーキ回生を活用した場合、最大665kmの航続距離を実現しているとフォルクスワーゲンはいう。

ふたつの電気モーターは、インテリジェントな(とフォルクスワーゲンはいう)制御によって、最大の効率で協調して作動し、4輪すべてを駆動する。

また「I.D. VIZZION」は、フォルクスワーゲンによる完全な電気アーキテクチャー「MEB」の大きな可能性を明確に示すそうだ。

このアーキテクチャーは、未来のフォルクスワーゲン製電気自動車の技術的な基盤となり、適切なコストで、長い航続距離を可能とし、最大のスペース効率を実現するという。

フォルクスワーゲンは、2025年までに20車種以上の電気自動車の導入を計画。まず最初に、2020年にコンパクトクラスの電気自動車として「I.D.」が発売され、その後間もなくして、新しい電気自動車SUV、「I.D. CROZZ(クロス)」および「I.D. BUZZ(バズ)」が続く。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ジュネーブモーターショー2018の人気画像