1月の新車販売 前年割れの主因は? 「2018年1月に売れた日本車」

2018.02.24

恒例の新車販売クイズ! 2018年1月の新車販売台数が、前年よりも少なかったのはなぜ? 販売の現場では、まだ影響が尾を引いているわけです。ランキング・トップ10とあわせてレポートします。

Q:1月の新車販売 前年の実績を下回った主因は?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

A:日産自動車とスバルの完成検査不正問題の影響が、長引いていること。

とくに自社生産の登録車は日産が前年同月比11.8%減と4カ月連続のマイナス、スバルが同26.2%減と3カ月連続のマイナスで、ブランドイメージの回復がなかなか見られない状況が続いている。

1月の新車販売 4カ月連続のマイナス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がまとめた2018年1月の全体での国内新車販売台数は、前年同月比0.5%減の39万9533台と4カ月連続での前年割れとなった。カテゴリー別では、
・登録車:同5.7%減の24万3435台(4カ月連続のマイナス)
・軽自動車:同8.7%増の15万6098台(2カ月ぶりの前年超え)
を記録した。

市場の動きについて業界団体の関係者は、「1月の新車販売は日産自動車とスバルの完成検査不正問題の影響が尾を引いて、4カ月連続で前年実績を下回った。日産は登録車が前年同月比11.8%の2桁減。外部に生産を委託している軽自動車は同39.5%増と伸びたが、全体では同0.9%増にとどまった。また、スバルは登録車が同26.2%減、外部に生産を委託する軽自動車が同1.0%減、トータルで同21.7%減と大きく落ち込んだ」と解説。


今後の見通しについては、「日産とスバルともに検査体制を見直し、販売キャンペーンを再開しているものの、市場でのブランドイメージの悪化は予想以上に長引いているようだ。ただし、全体の受注に関しては軽自動車を中心に比較的好調で、また春に向かって販売を伸ばしそうなモデルが各メーカーから発売される予定なので、これらがどれくらい数字を伸ばすかが販売成績回復のカギになる。一方、アメリカの金利上昇に端を発する世界的な株価の値下がりや円高の進行などによって市場の景気がどうなるかは懸念材料。2月は大雪の影響も気になる」と指摘した。

 
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