ピニンファリーナが描く「HK GT」 2ドアのEVコンセプト ジュネーブ・モーターショー

公開 : 2018.03.05 12:10

0-97km/h加速、2.9秒未満か

HKGが2017年に発表したコンセプトは、モーター最高出力が811ps、サルーンモデルの0-97km/h加速が2.9秒とされていた。GTはこうした数値を上回るパフォーマンスを発揮し、テスラ最速のモデルS P100Dの0-97km/h加速タイム、2.4秒を脅かす存在になるだろう。

ピニンファリーナのデザイナーたちは、彼らがイタリアの「クラシック・アーキテクチャー」と呼ぶ要素をエクステリア・デザインへ適用。2017年に発表したコンセプトモデルのデザイン言語もそのまま引き継ぎ、スリムなヘッドライトへと続く巨大なフロントグリルが、GTにも確認できる。


まるでロシア人形のマトリョーシカの様に相似形のデザインを与えるやりかたは、新たなブランドが自分たちのモデルを特徴付けるためによく使う方法である。

HKGとピニンファリーナは既に5500万ポンド(約84億円)規模の技術提携を交わしており、これまでに電動バス、バイオ燃料、プロパンガスと天然ガスで走行する車両がラインナップされている。

なおHK GTはジュネーブ・モーターショーでデビューを飾る予定だ。

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