アウディ新EV「e-tron」、ジュネーブで公道テスト Q8/Q6との関係も示唆

公開 : 2018.03.05 17:50  更新 : 2018.03.05 18:03

ポルシェ・ミッションEベースゆずりの電動プラットフォーム

航続距離500km以上と予想されるe-トロンは、ポルシェのEVサルーンであるミッションEの電動プラットフォームをベースに開発されており、搭載される3基のモーターのうち2基がリアを、1基がフロントを駆動する。

このパワートレインは2015年のe-トロン・クワトロ・コンセプトでも採用されており、システム最高出力は503psと81.6kg-mとなる。これにより、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は制限されるものの、211km/hに達しており、量産モデルにも同様のパフォーマンスが与えられるはずだ。

さらに、このパワートレインは今年の上海モーターショーでe-トロン・スポーツバック・コンセプトとして公開された第2の完全電動SUVでも使用されることになる。このモデルにはさらに傾斜を強めたリアデザインが与えられ、e-トロン・クワトロ・コンセプトに1年遅れての市場投入が予定されている。

以前、アウディではe-トロンSUVの価格について、「装備の充実したA6程度になるだろう」と述べており、恐らく6万ポンド(911万円)程度からになる予想だ。そして第2のSUVモデルの価格はそれを上回るものとなる。

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