アルファ・ロメオ、ディスコ・ヴォランテ/ジュリア展示 コンコルソ・デレガンツァ京都

公開 : 2018.03.27 14:20

3/30〜4/2 展示車両詳細

アルファ・ロメオ1900 C52クーペ “ディスコ・ヴォランテ” とは?

1900 C52は、1900スプリントをベースにジョアッキーノ・コロンボによって設計され、1952年から1953年にかけて製造。モノコック構造を持つ通常の量産車と異なり、1900 C52クーペは、鋼管を組んだトレリス構造のシャシーをベースにする。排気量1997ccのDOHCエンジンは一から再設計され、軽合金のクランクケース、シリンダーヘッド、ダブルカムシャフト、シングルインジェクターを採用。最高出力158ps、最高速度220km/hを誇る。

“ディスコ・ヴォランテ” の由来となったボディは、トゥーリング社によってデザイン。空力研究の成果とフライトの世界から得たインスピレーションをクルマに取り入れるという、主にアメリカを中心に流行していたトレンドを織り込んだもの。ホイール上に突出した独特の翼が低い重心の流線型フォルムとシームレスに一体化するボディは、その愛称にふさわしく、宇宙船を想起させる。1900 C52はクーペが1台、スパイダーが1台、スパイダーの翼を短くし、全幅をスリム化した「fianchi stretti」バージョンが1台、スパイダーに6C 3000の機構を搭載したモデルが2台の合計5台のみが製造された。

アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオとは?

アルファ・ロメオのチェントロスティーレによってデザインされ、満を持して投入。アルファを象徴するデザインとして有名なトレフォイル(三つ葉)のフロントマスクをはじめ、100年以上のブランドの歴史に根付く象徴的な要素が施されている。出展されるクアドリフォリオ・グレードは、最高出力510ps、最大トルク61.2kg-mというパワフルなV型6気筒2.9ℓガソリンエンジンを搭載。8速オートマティックと組み合わせることで、0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度307km/hを実現している。

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