ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 前半 創成期から245(240)まで

公開 : 2018.05.04 06:10  更新 : 2020.12.08 10:34


PV445の登場(1947年)

2ドアセダンのみの展開となったPV444。現代では一般的ではあるものの、ボディとフレームが一体となったユニボディ構造は、当時スウェーデンに30社以上あったコーチビルダーにとって、商用車への転用の足かせとなっていた。

そこでボルボは、PV445と呼ばれる強化版を発表する。外観はPV444と近似しているが、フレームの上にボディがかぶさる構造をとっている。コーチビルダーはこぞってピックアップやバン、霊柩車に救急車、ステーションワゴンなどに改造したのだった。写真は、クリッパン社が制作したピックアップ。

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