ブラハムBT62発表 70台限定で1億4760万円 710psのサーキット専用

公開 : 2018.05.07 11:10

かつてF1を中心に活動していたレーシングチームのブラハムの血を引き継ぐオーストラリア製ハイパーカー「BT62」が発表されました。最高出力710psのサーキット専用車で、マクラーレン・セナがライバルです。車両本体価格1.5億円で70台が限定生産されます。

もくじ

2シーターのサーキット専用車
ブラバム伝統の名称
70台の限定生産
ブラバムのモータースポーツ史

2シーターのサーキット専用車

マクラーレン・セナのライバルとなるブラバムBT62がロンドンのオーストラリア大使館で発表された。710psのサーキット専用ハイパーカーだ。

税抜き車両本体価格が100万ポンド(1億4760万円)のこのBT62はブラバム・オートモーティブの初めてのクルマだ。この会社はF1レーサーでル・マン24時間での優勝経験もあるデイビッド・ブラバムが経営している。長期的な開発を経てまもなく生産開始されるこのクルマは、「ドライバーに対して挑戦と楽しさの両方を与える」とされ、最終的にはル・マン24時間への出場を目指している。

BT62は後輪駆動で2シーターのサーキット専用車であり、68.0kg-mの最大トルクを発生する5.4ℓNAエンジンを搭載する。カーボンファイバー製のボディパネルによって重量は972kgに抑えられ、パワーウエイトレシオは730ps/tだ。

比較のために、75万ポンド(1億1070万円)のマクラーレン・セナは800psの4.0ℓツインターボを搭載し、車重は1283kgだ。すなわち、パワーウエイトレシオは669ps/tとなる。

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