レアかウェルダンか シビック・タイプR vs セアト・レオン・クプラR

公開 : 2018.05.19 10:10  更新 : 2018.07.06 12:03

結論はシンプル

距離を重ねれば同じように維持するためのコストは掛かり、わずかな全長の違い以外にはこのふたつのモデルの間に違いなどなくなる。

オーナーの5人にひとりが選ぶだろうレオンのサーキット用ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2を履けば、このクルマはさらに速くなる。そして、タイヤが何であれ、それほどクルマ好きではない家族とも、この2台であれば上手く暮らしていけるだろう。しかし、それこそがこのフェアな戦いで、セアトが最終的には多少の差をつけられて敗れた原因でもある。


シビック・タイプRは本物のスポーツカーたちを黙らせるとともに、ドライバーはその能力を、どんな道でも、ほとんどどんな速度でも十分に発揮させることができるモデルなのだ。

結局、今回の結論はシンプルだ。この限定版セアトは生まれたばかりのクプラ・ブランドへの期待を抱かせるモデルではあるが、ホンダは既に確固たる地位を築いている。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

ホンダ シビックの人気画像