ルノー・カングー、仏担当者も驚く日本の独自性 カングー・ジャンボリーでインタビュー

2018.05.26

キーワードは「多様性」

多様性、クルマづくりにどう影響?

「どうやって多くのひと達の望むことに答えていくか、というのが最も大切にしている部分です。もちろん安全性や乗り心地も含めて、クルマとしての出来がよくなきゃいけないというのは当然ですけどね(笑)」

多彩なボディカラー どう思う?

「今回、様々なカラーのカングーを見て、もしかしてわたし達はカングーをたくさん売る機会を失ってきていたんじゃないか? と痛感しました。ルノー・ジャポンが様々なスペシャル・エディションを独自に企画していたこともあり、日本ではこんなに様々なカラーのカングーが売れてきました」

「テーマに合わせてこんなに豊富なカラーの仕様が作られて、それが受け入れられてきた。もちろんペイントはわたし達の工場で行うわけですから様々な仕様が認識はしていましたが、それを実感として捉えることができました。この考え方を持ち帰って、ヨーロッパでも販売を増やせる方法につなげていきたいと考えさせられました」

「それから、日本といえばデュアルクラッチ、EDCに触れないわけにはいきません。EDCは日本の要求があって作ったんですよ。日本の要求がなければ、おそらく2ペダルを作る機会を失っていたと思います」

「今、日本のマーケットの中でEDCが占める割合は、およそ90%です。フランスはじめヨーロッパ全土にも提供していますけど、0%だった2ペダルが、今は10%を超えてます。日本でテスト・マーケティングをして、それがヨーロッパ全土の販売に影響を与えるものもあるのだな、と思っています」

フランスへ「逆輸入」したいこと

本イベント、今後のヒントがあった?

「カラーやアクセサリーなど、参考になるアイデアはたくさんあるんですが、それ以外にもコラボレーションというコンセプトは持って帰ることができるな、と思いました」

「17万台のうち3万台か4万台がフランスで販売されますが、他は全てフランスではない国で売れてるわけです。したがってピエール・エルメや他のフレンチ・ブランドとコラボレーションしていくことで、フレンチ・タッチに関心のある他国のユーザーに何かを提案していくことはできるんだな、と実感しました」

カングー・ジャンボリー・フランスもあり得る?

「フランスではもしかしたら無理かも知れませんけど、アイデアは素晴らしいですし、これが社会貢献にも繋がるイベントだということを強く感じました。これをヒントにして、他の国でも何らかの活動ができるようになるといいな、とは思っています」

今後、カングーに日本の意見を取り入れる?

「詳しいことはお話しできませんが、わたしがここにいるのは、そのためでもあるのです(笑)」

日本のユーザーやクルマ好きのひと達に、何かメッセージをお願いします

「安全であるということ、乗り心地がいいということ、使い勝手がいいということ。それがカングーの特徴です。そして元々は想定してなかったですが、マイ・カングーに仕立ててライフスタイルの中で楽しむこともできるということを、日本のユーザーの方たちが実践して証明くれました。そういうクルマはカングーしかないんじゃないかなと思います。いろんなお客さまに乗っていただきたいですね」

関連テーマ

 
最新国内ニュース