英BMW  約30万台の3シリーズをリコール E46も出火の恐れ

公開 : 2018.05.24 11:58

米国でも昨年リコール対象に

今回のリコールは、昨年米国で同様の問題が判明し、67万台がリコールを受けてから1年遅れの対応となる。遅れの原因は、英国の涼しい気候でも問題となることが最近分かったためだという。

しかし、先週発表されたパワー喪失に関する31万2000台近くのリコールに関連して、「この機会を利用し、事前にブロワー・レギュレーターのハーネスを点検、交換することが目的です」というコメントも聞かれる。

同社はこれにより「対象車のオーナーへの影響を最小限にしつつ、安全のため必要な措置を講じることができます」と話している。

BMWが行ったバッテリーターミナルケーブルに関する最初のリコールでは、2007年3月から2011年9月に生産された1シリーズ、3シリーズ、Z4、X1のガソリンおよびディーゼル車が対象であった。この問題では、車両が突然すべての電力を失う可能性がある。本件に関しては、停車中のBMWへの衝突を回避しようとして起きた死亡事故との関連が指摘されている。

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