AUTOCARアワード発表目前 これまでの5つ星獲得車 後編

公開 : 2018.05.26 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

ポルシェケイマン (981型)

2005年発表の初代ケイマンはあらの探しがいのないクルマだったが、スタイルだけはちょっと力感に欠けた。せっかくのミドシップ・レイアウトのクーペなのに、見た目が心を打つとはいいがたかったのだ。

8年後に登場した2代目モデル981は、乗って楽しく、おまけに小型スーパーカーのような風情さえたたえるようになった。リアまわりや下半身にあたえられえた、鍛えられた筋肉のようなふくらみが、さもクルマの成り立ちをあらわすようだ。

われわれは5つ星をさずけるにあたり、「知るなかで最速のスポーツカーというわけではないかもしれないが、どれほど速いかよりどう速いかを重視するひとには、ケイマンはこのクラス文句なしの横綱だ」とそえた。この評価は2.7ℓのベースグレードと3.4ℓのSの両方にあたえたもので、高いほうがいいとばかりに背のびすることはないとかんがえた。

それはいまもおなじだ。Sはたしかに速いが、運転の楽しさは大差ない。いまの中古車相場も3.4の3万6000ポンド(532万円)からに対し、2.7は2万9000ポンド(428万円)からとなっている。

特に明らかな弱点もないので、購入にあたってはろくに整備もされず雑に乗られていないかとか、事故による損傷などがないかをたしかめよう。熱心なオーナーはサイドウォールにN1/N2/N3などと印のあるポルシェ認証タイヤしかはかないことも、頭にいれておくと良いだろう。

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