2018年の販売台数、ランボルギーニはフェラーリ抜く? キーはSUVウルス

公開 : 2018.08.11 18:10  更新 : 2018.08.11 18:22

SUVウルス、ランボの追い風

そして2018年は、既存の「ウラカン」と「アヴェンタドール」に加え、スーパースポーツカー・メーカーの新たな流れとなったSUVの「ウルス」が加わるのはご存じの通り。

この「ウルス」こそランボルギーニの成長のカギを握るモデルであることに疑う余地はない。

2000年頃のポルシェは911とボクスターだけで年産約4万5000台規模だったものが、カイエンの投入により息を吹き返し、その後ケイマン、パナメーラ、マカンを加え2017年実績で24万6375台を生産するまでになり、現在も成長傾向にあるという前例があるからだ。

ランボルギーニにとって期待のニューモデルである「ウルス」は2017年12月に発表され、その際のアナウンスでは「2018年に1000台、2019年には3,500台の生産を予定」と語られている。

増産に対応するためサンタガータ・ボロネーゼの本社工場を16万㎡に拡張して「ウルス」用の塗装プラントなどを新設し、年間生産能力は7000台まで拡充されている。

ラグジュアリーSUVマーケットでは激戦が予想されるが、ランボルギーニというブランド力を考えれば好成績を残しそうだ。常に最新のインパクトの強いモデルを選ぶという富裕層の嗜好もあり、既存のラグジュアリーSUVからの乗り換えも予想される。

また、車高の低いスーパーカーに乗るのはキツイが、SUVならアリという隠れランボルギーニ・ファンも存在するることもあり、大きく販売台数を伸ばす可能性もある。

「ウルス」の約1000台という生産予定を勘案すると2018年のランボルギーニの総生産台数は約6000台でまだフェラーリを打ち負かすことはできないが、本格的な生産が始まる2019年には約8000台となりフェラーリに急接近することが予想される。

これまでSUVに関しては全否定してきたフェラーリだが、トップの交代もあり新たな可能性も否定できなくなってきた。ましてやSUVに乗る猛牛が背後に迫ってくるとなると……。

今後の両社の動向から目が離せない。

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