燃費も良好　専門家のお墨付き

いちばん驚きだったのは燃費で、ブリストルからハンプトンまでルーフを下げたまま（つまりエアコンなし）走った平均で15.2km/ℓを記録した。2018年のいま、9-3はどう見てもドライバーズカーとはいえない。だが、いまのわたしにいちばん大事なのは、どれだけお財布にやさしいかだ。このクルマの買値なんて、せいぜい残価設定ローンの頭金くらいでしかないではないか。

もうひとつ大事なことだが、わたしの妻も9-3をたいへん気に入っている。彼女も、仕事に行く足にするためにこのサーブにお金を出してくれたのだ。

また、クリス・マクギネスという地元のサーブ専門家にも連絡をとってみた。まだクルマをお世話になったことはないが、名の通った存在でかつてサーブの正規ディーラーをしていたという非の打ち所がない経歴の持ち主だし、電話での話しぶりにも揺るぎない自信がうかがえた。

彼はシンプリー・サーブについても非常に信頼できる店だと太鼓判を押してくれたし、中古部品も豊富に在庫していて頼りになるとも教えてくれた。後者についてはわたしも実際に店で目にしたが、キャディックによるとそれが売り物のクルマに掛け値なしの3カ月保証をつけられる秘訣なのだそうだ。

わたしのサーブは7カ月ももってくれれば、これまでのリースのクルマでおなじ期間にかかった費用よりも安くつく計算だ。まあ、おそらく大丈夫だとおもう。

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