元マセラティ・ワークス・トランポ、5796万円で落札 高評価のワケは?

公開 : 2018.10.04 07:10  更新 : 2020.12.08 18:12

シェルビー、マックイーンとともに

1962年からはあのキャロル・シェルビーのコブラ・オペレーション用のトランスポーターとなり、ワールド・スポーツカー・チャンピオンシップ制覇に貢献した。

続いてイギリス・フォードのセミワークス・チームであるアランマン・レーシングで活躍後、グリーンのフェラーリでおなじみのデビッド・パイパー・レーシングで使用されたのち、スティーブ・マックイーン主演の「栄光のル・マン」でも起用される。その後プライベーターのもとで使用されたのちコレクターが修復して所有していたのである。

オークションには2度目の登場

実はこのトランスポーターは2015年のボナムス・グッドウッド・リヴァイヴァル・オークションに出品され、現在のオーナーが落札したもの。その後グッドウッドやル・マン・クラシックなどのイベントに姿を見せ、ヒストリックカー・レースでおなじみのトランスポーターとして親しまれてきた。

こうした華麗なヒストリーと、ヒストリックカー・イベントに欠かせない存在から40.25万ポンド(5796万円)で落札されたのである。

関連テーマ

おすすめ記事

 

オークションの人気画像