新型メルセデス・ベンツGLE 英国価格805万円から 2019年発売

公開 : 2018.10.31 10:40

GLE初の3列目シート設定

GLEにはMHA(モジュラー・ハイ・アーキテクチャ)プラットフォームが採用されている。これはCクラスEクラスSクラスなどのMRA(モジュラー・リア・アーキテクチャ)と強い関連を持つ。しかし、MHAはSUV向けに高い最低地上高が確保されている。

ホイールベースが先代よりも80mm延長されて2995mmとなったため、2列目のレッグルームは69mm拡大され1045mmとなっている。このシートは電動調整式で、ドアパネルに設置されたスイッチにより操作が可能だ。さらに初となる3列目シートがオプション設定され、ふたり分のシートが追加可能だ。

インテリアには新型Aクラスと同様の12.3インチのスクリーンがふたつ搭載される。タッチパネルを備えるマルチファンクションステアリングやセンターコンソールに装備される大型のタッチパッドにより、先代の回転式ダイヤルを置き換えている。

新型GLEには最新世代の運転支援装備が搭載されている。このうちのひとつであるアクティブ・テールバック・アシストは渋滞最後尾を認識し、自車速度を100km/hまで自動的に落とすものだ。渋滞に追いついた後は、自動的に車線を維持しながら60km/h以下で適切な車間を確保する。

GLE63やGLEクーペも後に追加されるほか、エンジンのラインナップも拡大されるだろう。これらは来年には追加情報が発表されると見られている。

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