ラスベガスで輝くスターたち SEMAショー展示車両6選

公開 : 2018.12.01 07:40  更新 : 2021.03.05 21:36

ホンダ・ラグド・オープンエア・ビークル

ホンダはラグド・オープンエア・ビークル(ROAV)コンセプトで注目を集めた。北米で販売しているリッジライン・ピックアップとパイオニア1000ATVとを融合させた面白いクルマだ。カリフォルニア・デザインスタジオからのアイデアをもとに、オハイオのホンダのエンジニアが製作したクルマである。

このROAVは、パワートレインとシャシーは標準のリッジラインのままだが、アッパーボディはスティールのチューブフレームに置き換えられている。ライト、ドア、ウインドウネット、ステアリングホイールはすべてパイオニア1000のパーツだ。

ATV風スタイリングの新しいフロントエンドは3Dプリンターで製作された。シートはシビック・タイプRのものだが、パイオニアで使われている防水素材で張り替えられている。

製作期間がたった2カ月半しかなかったので、このROAVはリッジラインよりおよそ90kg軽いだけだが、首席エンジニアのジョン・バーローによると、生産の許可が下りれば450kgは軽量化できるそうだ。しかし現在のところ、このクルマはコンセプトどまりである。

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