ランボルギーニ・ムルシエラゴ（2002年チャンピオン）

発見した車両：2002年モデル　ムルシエラゴ、7万2000km、13万9995ポンド（2065万円）

「確かに巨大なモデルであり、B級路ではそれが足枷となる」とは、この驚愕のランボルギーニ製V12モデルが新車だった当時のテスターたちのコメントだが、「それでも、そのステアリングがもたらす直接的なフィールと、印象的なエンジン、シャシーバランスと、優れたトラクション性能、さらには素晴らしいボディコントロールによる効率の良さが、最新の技術と上手く融合されている」と続けている。ムルシエラゴは、当時その凄まじい存在感によって英国ドライバーズカー選手権を制した訳ではない。このクルマがチャンピオンとなったのは、そのドライビングの素晴らしさによってであり、16年前の当時現役だったパガーニ・ゾンダ、初代フォーカスRS、ポルシェ・ボクスター、ポルシェ911や改良を受けたホンダNSXよりも優れたモデルだと判断したからだ。

現在ではマニュアルギアボックスを積んだ右ハンドルのムルシエラゴは希少な存在であり、発見できたとしても、おそらく14万ポンド（2066万円）ほどのプライスタグをかかげているだろう。ランニングコスト？　そんなものを気にしてはいけない。

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