実車 新型トヨタ・スープラ 内装/スペック/3.0ℓ直6と2.0ℓ直4に デトロイトショー

公開 : 2019.01.14 23:46  更新 : 2021.10.11 13:51

新型トヨタ・スープラが、デトロイト・モーターショー2019で発表されました。ここでは、5代目となるA90(直6ターボ仕様)の実車写真を、お届けします。

photo: Keisuke Maeda(前田恵介)
photo: トヨタ自動車

17年ぶりの復活

トヨタは、デトロイト・モーターショーで、新型スープラを世界初公開した。ここでは、その実車写真をご紹介しよう。なお日本発売は、2019年春頃を予定している。

86より100mm短いホイールベースは2470mmと発表された。チーフエンジニアの多田哲哉がこだわった、ホイールベースとトレッドの比は1.55。他の量産スポーツカーと比較してもトップレベルの小さな値を達成し、回頭性に寄与。また、前後重量配分は50:50、重心高は水平対向エンジンの86よりもさらに低いという。

室内はシフトバイワイヤ式のシフトレバー、8.8インチTFTメーター、大型フルカラーヘッドアップディスプレイで構成される新世代レイアウト。

エンジンは、3.0ℓ直6ツインスクロール・ターボ、2.0ℓ直4ツインスクロール・ターボを用意。後者は、出力違いの2種類を揃えた。

サスペンションは、前:ダブルジョイント・スプリングストラット式、後:マルチリンク式。一部グレードにアダプティブ・バリアブルサスペンション・システムを搭載し、選択中のドライブモードと路面状況に応じて、4輪のショックアブソーバーの減衰力を制御する。また、VSC(車両安定性制御システム)と連携しながら、電子制御多板クラッチによって後輪左右間のロック率を0〜100の範囲で無段階に制御するアクティブ・ディファレンシャルを搭載する。

新型スープラ(日本仕様) 主要諸元

車名 トヨタ・スープラ
グレード RZ SZ-R SZ
エンジン 2998cc直6ターボ 1998cc直4ターボ
トランスミッション 8速スポーツAT
駆動方式 FR
最高出力 340ps/5000-6500rpm 258ps/5000-6500rpm 197ps/4500-6500rpm
最大トルク 51.0kg-m/1600-4500rpm 40.8kg-m/1550-4400rpm 32.6kg-m/1450-4200rpm
0-100km/h加速 4.3秒 5.2秒 6.5秒
全長 4380mm(トヨタ社内測定値)
全幅 1865mm(トヨタ社内測定値)
全高 1295mm(トヨタ社内測定値) 1290mm(トヨタ社内測定値)
ホイールベース 2470mm
前トレッド 1594mm 1609mm
後トレッド 1589mm 1616mm

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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