ジープが過去最高の販売台数、アルファは約40%増 FCAジャパンの2018年販売

2019.01.16

ジープ 1万台を突破 2年連続

ジープの年間販売台数は2年連続で1万台を突破し、過去最高となる1万1415台を記録した。2018年10月に新型を導入したジープブランドのアイコンである「ラングラー」、コンパクトSUV「コンパス」の2モデルが過去最高を達成するなど順調に推移。そして、ビッグマイナーチェンジを施した新型「チェロキー」も好調なスタートを切ったことが販売増の要因に挙げられる。

また、新CIに準拠した正規販売ネットワーク推進もブランド強化に寄与。2016年10月に第1号店が完成した新CI店舗の数は、2018年末時点で全78拠点中52店舗にまで増えた。リニューアル計画は2019年に完了する予定。

フィアットアバルトも、好調な販売を維持した。アバルトの中核モデル「595」シリーズの販売台数が過去最高を記録。さらに、アバルト695リヴァーレをはじめとする16種類の限定車を通じて、多様な嗜好性を持つカスタマーの要望に応え、順調な販売を堅持した。

FCAジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・ヘグストロムは、「2019年は、新型エンジン搭載モデルの発売や、数多くの限定車の導入、そして新CI採用の販売店のリニューアルを完了させることで、さらなる販売増を目指します」とコメントした。

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