今は亡きブランドが世に送り出した最高なクルマたち22選 前編

公開 : 2019.01.25 12:10

オースチン・ヒーレー3000(1959年)

1959年に登場したオースチン・ヒーレー3000は当時としてはユニークだった3ℓエンジンとフロントディスクブレーキなどを搭載した。

「ビッグ・ヒーレー」などの愛称で呼ばれたこのモデルは欧州のラリーイベントなどで知名度を上げたが、製造されたほとんどの車体は北米市場へ輸出された。1960年代にかけてさまざまな改良型がリリースされ、英国製スポーツカーの黄金時代を象徴するクルマだった。

だがそんなオースチン・ヒーレーもやがては姿を消してしまう。元々はBMCのオースチンとドナルド・ヒーレーの間に交わされた20年限定の契約で、1972年にその契約が終了した。

BMW傘下のローバーでの復活の話もあったが、実現には至っていない。現在は中国の上海汽車集団(SAIC)がブランド名称を保有している。

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