英ルノー、トゥインゴの販売を打ち切り 製品構成の簡略化へ 小型車クラス不振

公開 : 2019.01.24 11:45

ライバルの現状/スマートはどうなる?

現行型トゥインゴの販売は、英国で5555台を売り上げた2015年がピークで、その後は急激に落ち込んでいる。

2018年に同国でトゥインゴは、わずか877台しか売れなかった。

トゥインゴだけでなく、この数年はシティカー・セグメント全体が販売を減らしており、シトロエンC1、フォルクスワーゲン・アップなどのライバルも苦戦している。

昨年の欧州における販売台数は、トゥインゴが7万7326台、C1が5万3292台、アップは10万715台だった。

これらエントリー・レベルのモデルはまた、周知のとおり利幅が少ない。ルノーは英国での販売が投資に見合わないと理解しているようだ。

トゥインゴとプラットフォームを共有するスマート・フォーフォーについては、スマートUKの広報によれば、これまでと変わらず英国でも販売を続けるという。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ルノーの人気画像