英国の自動車生産台数、9%低下 ブレグジット(EU離脱)も原因か

公開 : 2019.02.20 21:10

生産のみならず投資も低下

一方で、英国自動車産業の投資も46.5%低下し、5億8860万ポンド(84億2800万円)となった。投資額が10億ポンドを切るのは2012年以来初となった。

2018年に投資を行った会社はアストン マーティンと、自動車用シートや電装系の製造を行うリアーなどだ。

「もっとも注目すべき数値はこの投資関連の数字です。見ての通り失速しています。メーカーは積極的に投資を行うべきなのですが、将来への先行き不安で渋っている場合がよくみられます」

「彼らは『ブレグジットが不安定な時に工場に投資していられる場合か?』と感じていることでしょう」とホーズは語る。

ジャガー・ランドローバーと日産 生産低下へ

4500人のリストラに加え、工場を閉鎖したと先月発表したジャガー・ランドローバー(JLR)は、未だに英国最大の自動車メーカーだ。

キャッスル・ブロミッチ、ヘイルウッド、ソリハルの3つの工場を合わせた2018年の生産台数は15.6%低下の44万9304台となった。

最も生産台数の低下を見たのはヴォクスホールで、15.9%低下の7万7481台となった。PSAがオーナーとなったこの会社はエルズミーア・ポートにあるたった一つの工場で、アストラのみを生産している。

各日本企業の生産台数も低下し、日産は10.7%、トヨタは10.4%、ホンダは2.1%低下した。

他の企業とは逆に、ミニは7%の上昇を記録した。オックスフォードにある工場にて2018年は23万4183台も生産した。