試乗 マクラーレン600LTスパイダー ベスト・コンバーチブル・スーパーカー

2019.02.26

サマリー

AUTOCAR英国編集部のお気に入りでもある、マクラーレン600LTにスパイダーが追加されました。クーペボディの600LTが持つパフォーマンスはそのままに、さらにその魅力は高められたと、最高の評価を得ています。

もくじ

どんなクルマ? 
クーペの素晴らしい部分を受け継いだスパイダー
どんな感じ? 
軽量でスキのない構成
比類のないパフォーマンスと実用性
「買い」か? 
現時点で最良のコンバーチブル・スーパーカー
スペック
マクラーレン600LTスパイダーのスペック

どんなクルマ?

クーペの素晴らしい部分を受け継いだスパイダー

昨年の英国ベスト・ドライバーズカー・コンペティションは例年にないほどツワモノ揃いで、幅広いセグメントのクルマの中からマクラーレンが初優勝したことは、読者ならご存知のかたも多いだろう。マクラーレン600LTがフェラーリ488ピスタを2位に下した一方で、セグメント最良と目されていたポルシェ911 GT3 RSは表彰台にすら上がれないという、混戦となった。

日進月歩のスーパーカーの世界にあって、マクラーレン600LTには、クーペボディに続いてコンバーチブルのスパイダーバージョンが登場した。ベースとなったクーペボディのクルマからの妥協は一切なく、多くのサーキットで優れたラップタイムを残してきたクーペと同等の、素晴らしいパフォーマンス水準を獲得しているに違いない。マクラーレンのやることだから期待できる。

600LTスパイダーの基本的なスペックは、クーペに準じている。エンジンはマクラーレンではおなじみのツインターボV8エンジンで、最高出力は600psに設定されている。サスペンションは標準より低く硬くチューニングされ、トレッドもワイド化。排気口はリアハッチ上部から顔を出し、時々炎をあげる。車内には各所に軽量化のために変更された痕跡が見て取れる。すべて、良い感じだ。

570Sコンバーチブルをベースにしたスパイダーと同様に、600LTスパイダーも超軽量リトラクタブル・ハードトップを備え、開閉に要する時間は15秒。40km/hまでのスピードで作動することができる。570Sスパイダーとの大きな違いはリアデッキ部分で、LTの名前の通りロングテール化されており、空力的な向上が図られている。全長は、570Sスパイダーよりも600LTスパイダーの方が27mmほど長くなっている。仕上がりに期待が高まる。

 
最新試乗記

人気記事