初試乗 新型プジョー508 PHEV 2025年への第一歩 素性の良さ維持

2019.02.27

サマリー

プジョー508の注目を高めるべく、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの投入を、2025年に向けたモデル戦略の一環として予定しています。その極初期の開発版を試しました。508の備える素性の良さは、ドライブトレインが変わってもしっかり備わっているようです。

もくじ

どんなクルマ?
2025年に向けたモデル戦略の第一歩
パワートレインは違えど、同じ508
どんな感じ?
インテリアの雰囲気も共通
ソフトウェアの調整はこれから
「買い」か?
フィロソフィーの良さははそのまま
スペック
プジョー508 PHEVのスペック

どんなクルマ?

2025年に向けたモデル戦略の第一歩

プジョー508 PHEVは、あくまでも複数あるグレードのひとつではある。内面ではかなり大きな変化を得ていることは間違いないが、まずはプジョー508の概要をおさらいをしてみよう。508はプジョーのDセグメントモデルで、セグメントの中でも比較的大きなボディサイズを持ち、ハッチバックとステーションワゴンがラインナップされている。ややトラッドなスタイリングに、良質なドライビング性能を持ち合わせた、優れたファミリーカーだ。

ジーン・フィリップCEOは発表当初、割引をして販売台数を稼いで、ユーザーに媚びる時代は終わったと話していた。また安定していた欧州におけるDセグメント・サルーンのポジションは弱まりつつあり、SUVの人気の高まりとともに、販売数も伸び悩んでいることにも触れていた。ただし、その話を聞いたのは中国市場の販売台数が40万台から14万台へと急落する以前のこと。今後の508の動向については見守るしかない。それでも、プジョーが退屈なクルマを作り続けていた時代は終わり、本来の魅力あるクルマづくりに向けて再スタートしたことを示す1台であることには違いない。

そしてこのPHEVバージョンは、2025年にすべてのモデルでハイブリッドを始めとする電動化技術を導入したグレードを揃えるという次の目標に向けた、現実的な第一歩となる。姉妹メーカーのシトロエンと同様に、プジョーも小型のモデルにはEVを選択肢として用意し、大きなモデルには今回のようなプラグイン・ハイブリッドシステムを導入するようだ。

 
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