1900ps超EV ピニンファリーナ・バッティスタ発表 最高速度350km/h

公開 : 2019.03.05 22:29  更新 : 2019.03.05 22:29

こだわり抜いたデザイン

バッティスタのデザインはピニンファリーナのデザイン部門トップ、ルカ・ボルゴーニョによって率いられた。彼によると、デザインチームはコンセプトモデルのデザインを極力崩さないことを目指した。

初期の段階で提案されたリトラクタブルヘッドライトの採用は見送られた。「魅力的なデザインを再び採用するのはわたしたちの夢でしたが、世界中の市場で販売するためにも見送らざるを得ませんでした」とボルゴーニョは語った。

低床に配置されたバッテリーとその全く新しいパワートレインを搭載するものの、バッティスタのプロポーションは往年のミッドシップスーパーカーの名残が見られる。

「よく採用されるプロポーションはキャビンを極端に前に配置し、リアの側面を大きくするというスタイルです」とボルゴーニョは語る。

「技術的には正しい選択ではあります。重量配分に関しては、ホイールベースの間にクルマの大部分を配置することを目指しました。バッテリーなどは通常の内燃機関が配置される位置と同じような場所に配置しました」と加えた。

欧州向けのデリバリーは2020年の終わりごろに開始され、米国やアジア向けのデリバリーは2021年から予定されている。

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