空飛ぶクルマ、先着90台 PAL-Vリバティ・ローンチ・エディション公開 ジュネーブ

公開 : 2019.03.11 19:10

機体 オランダで生産

PAL-Vによれば、リバティが飛行時に発生する騒音は小型固定翼機と同程度で、ヘリコプターに比べたら「だいぶ少ない」とのこと。

リバティの走行用エンジンは最高出力100psを発生し、最高速度は160km/h、0-100km/h加速は9.0秒。燃費は11km/ℓほどで航続距離は1315km。

飛行時には最高高度3500mまで上昇することができ、飛行用エンジンの最高出力は200ps、最高速度は180km/h。航続距離は500kmと発表されている。

リバティはオランダで組み立てられるが、いくつかのパーツやシステムは異なる国の別の会社によって製造される。

PAL-Vはイタリアの自動車デザイン会社と提携し、2009年から2012年までテスト・プログラムを行ってきた。

同社のロベルト・ディンゲマンスCEOは次のように語っている。「数年におよぶ苦労が実り、われわれのチームは技術的な課題や認可取得に関する問題を克服しました。世界中の規制や安全基準を満たす、革新的な空飛ぶクルマを作り上げることに成功したのです」

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