小さくても魅力的 小排気量車カウントダウン 前編 セブン160にカプチーノ

公開 : 2019.03.30 05:50  更新 : 2021.01.30 21:28

 

フォルクスワーゲンXL1:800cc

 

2013年に1台目が誕生したフォルクスワーゲンXL1は、多くの点で際立った特徴を備えていた。燃費は110km/ℓを誇り、価格は9万8515ポンド(1398万円)を掲げ、生産台数はわずか200台限定。空力学的に磨き込まれたスタイリングを持つマシンだったが、これらの特徴ばかりに目が行き、搭載されていた800ccのターボディーゼル・エンジンは見過ごされがちではある。

27psの電気モーターのアシストも加わるハイブリッドモデルとなり、0-100km/h加速は11.9秒、最高速度は159km/hと、充分なスペックを持っている。このパフォーマンスを支えたのが優れた空力性能で、Cd値は0.186という驚くべき低さを誇る。ちなみに現行のトヨタプリウスは0.24程度。

ちなみに、今回紹介している小排気量モデルの中では、最も速い最高速度を獲得していると同時に、最小のディーゼルエンジンでもあり、唯一のハイブリッドモデルでもある。

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