具体的な車両選びをアドバイス

知っておくべきこと

■Fスポーツには、ステアリングとギアボックスの設定が変わるスポーツプラスとともに、より締め上げたセッティングを選ぶことのできるアダプティブダンパーが装備されており、例えコンフォートモードでも、その乗り心地はやや固く感じる。
■ディーラー対応とともに、クルマの信頼性と維持コストを評価対象とした調査で、レクサスは常に上位にランクインしている。レクサスのユーズドモデルを検討するすべてのひとびとにとって大きな安心材料だろう。
■2015年末、レクサスはGSにフェースリフトをほどこし、非常に特徴的な「スピンドルグリル」とアグレッシブなヘッドライト形状を与えている。さらに、すべてのモデルで標準装備も拡充されており、LEDライトとともに、新たなドライバーアシストシステムが導入された。

お勧めの1台

レクサスGS250 Fスポーツ

エグゼクティブサルーンとしては希少な存在であるGS250は、キビキビとした走りを見せるが、その燃費性能は10.6km/ℓをやや上回る程度に留まる。より燃費性能に優れたハイブリッドモデルに比べ、はるかに手ごろなプライスタグを掲げるこのモデルこそお勧めの1台であり、選ぶべきはFスポーツだ。

ワイルドカード

レクサスGS F

燃費性能がさほど重要ではなく、4万2000ポンド（614万円）近くを支払っても構わないというのであれば、478psを発揮するGS Fが気になる存在だろう。史上最高のスーパーサルーンとは言わないが、その自然吸気V8エンジンの存在が、このクルマをもっともカリスマ性のある1台にしている。

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