ブガッティ、第2のモデルは「承認待ち」 高性能クロスオーバー?

公開 : 2019.04.09 12:10

ワンオフ・モデル 今後も手掛ける

どんなモデルが承認されるにせよ、生産開始までにはまだ数年かかるだろう。現実的に最も早い可能性は2022年だ。ブガッティにこのプロジェクトを始める準備はできているのかと尋ねると、ヴィンケルマンは次のように答えた。

「すぐにでも。準備はできています。われわれは一所懸命働き、第2のモデルを持ちたいと思っています。プレッシャーはありません。グループの各ブランドからの強い需要もあります。まあ、見ていてください」

ブガッティは2009年にファストバックのコンセプトを製作したが、セダン型のクルマがスリークなクロスオーバー車ほど訴求されるとは確信が持てなかったようだ。

ブガッティは、今年のジュネーブ・モーターショーで発表した14億円のラ・ヴォワチュール・ノワールのような、ワンオフ・モデルをこれからも製造する可能性を否定していない。

1500psのラ・ヴォワチュール・ノワールは、シロンをベースに大掛かりな変更を施したモデルで、ボディは完全に作り替えられ、ホイールベースも伸ばされている。

これからもさらに多くの特別注文モデルを製作する可能性があるかと尋ねると、「そんなクルマを求めるお客様は、まだまだいらっしゃいます」とヴィンケルマンは答えた。

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