ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 前編

公開 : 2019.05.05 05:50

エンビーサ・チャージャー(1977年)

1970年代のキットカーブームは、多くのデザイナー志望者の独創的なアイデアをプラスチックボディの形で実現させたが、そのなかでも、エンビーサ・チャージャーは完成度の高いモデルのひとつだった。

どこにでもあるフォルクスワーゲンビートルをベースに、その低く構えたスタイリングは、2シーターのキャビンへのアクセス用に設けられた大型ガルウイングドアが完ぺきなものにしていた。

1982年には、明らかにロータス・エスプリの影響を感じさせるより丸みを帯びたルックスと、4つのシートを組み合わせたチャージャー2が登場している。

チャージャー2にもガルウイングドアが採用されており、420台が販売された先代に続き、90台がオーナーのもとへと嫁いでいる。

現在、チャージャーは少しのノスタルジアと、他人とは違う空冷フォルクスワーゲンを求めるひとびとから人気のモデルとなっている。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像