スバル 4月の販売、前年同月比プラス 何カ月ぶり? 「2019年4月に売れた日本車」

2019.05.13

2019年4月 車名別販売台数ランキング

(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会)

1位 ホンダN-BOX 1万9396台
2位 スズキスペーシア 1万4529台
3位 ダイハツタント 1万1628台
4位 トヨタプリウス 1万1059台
5位 ダイハツ・ムーヴ 1万40台
6位 日産デイズ 9513台
7位 ダイハツ・ミラ 7766台
8位 トヨタ・アクア 7764台
9位 トヨタ・ヴィッツ 7437台
10位 日産ノート 7405台

11位 スズキ・ワゴンR 7381台
12位 トヨタ・カローラ 7335台
13位 トヨタ・ルーミー 7143台
14位 トヨタ・シエンタ 6999台
15位 ホンダ・フィット 6777台

ホンダN-BOX 20カ月連続首位

4月の乗用車の車名別ランキングは、依然として軽自動車の好調ぶりが光った。首位に立ったのは一昨年9月に全面改良を行ったホンダN-BOXで、前年同月比2.5%減の1万9396台と販売に一服感が出たものの、第2位以下とは5000台近い差をつけて20カ月連続でのトップにつく。

続く第2位には、昨年12月にSUVデザインのギアを設定してラインナップの強化を図ったスズキ・スペーシアが同18.7%増の1万4529台を成し遂げて前月と同様にランクイン。第3位には、昨年12月にお買い得グレードのVSシリーズを設定するなどして同13.2%増の1万1628台を達成したダイハツ・タントが前月と同順位で入り、8カ月連続でトップ3を軽自動車が占有した。

16カ月ぶりに登録車の販売首位に立ったトヨタ・プリウスは、同31.9%増の1万1059台を記録して4ランクアップの第4位に位置。

また、新型に移行した日産デイズは同25.1%増の9513台で1ランクアップの第6位、トコットの販売が好調なダイハツ・ミラは同11.7%増の7766台で4ランクアップの第7位、1月に誕生20周年記念特別仕様車を発売したトヨタ・ヴィッツは同2.1%増の7437台で3ランクアップの第9位に入る。

一方、1月から登録車の首位を守ってきた日産ノートは同5.5%減の7405台と数字を落とし、6ランクダウンの第10位に甘んじた。トップ10を一覧すると、登録車は4車種で、残り6車種が軽自動車。この割合になるのは、18カ月連続である。

話題の新型車の販売動向を見ていこう。昨年6月にハッチバックモデルのスポーツを追加したトヨタ・カローラは前年同月比26.3%増(7335台)で第12位に、昨年9月にマイナーチェンジを図ったトヨタ・シエンタは同14.7%増(6999台)で第14位に、1月に一部改良を図ったトヨタ・ヴォクシーは同9.1%増(6590台)で第16位、兄弟車のトヨタ・エスクァイアは同17.9%増(3509台)で第30位に、昨年10月に一部改良を行ったトヨタ・アルファードは同24.4%増(5821台)で第18位、兄弟車のトヨタ・ヴェルファイアは同12.8%増(3095台)で第35位にランクイン。

4月にフルモデルチェンジしたトヨタRAV4は同月10日の発売ながら月販目標の3000台を超える3136台を販売して第34位に、3月にフルモデルチェンジした三菱eKは同56.6%増(3041台)で第36位に入る。

また、今年に入ってから増産体制に入ったスズキ・ジムニーは同227.4%増(2613台)で第38位、スズキ・ジムニーシエラは同1061.8%の大幅増(883台)で第61位に、昨年7月にフルモデルチェンジしたスバルフォレスターは同133.8%増(2611台)で第39位に、昨年6月にフルモデルチェンジしたトヨタ・クラウンは同91.5%増(2442台)で第40位に、昨年8月に一部改良を実施したトヨタ・カムリは同44.0%増(1868台)で第49位に、昨年11月よりハイブリッドモデルの販売を開始したホンダCR-Vは1260台の販売を記録して第53位に、昨年10月に登場した新型レクサスES300hは1144台を販売して第56位に、2月に大がかりな商品改良を行った三菱デリカD:5は同102.1%増(1071台)で第57位に食い込む。

一方、昨年12月にミディアムクラスのハイブリッドセダンへと生まれ変わったホンダ・インサイトは月販目標の1000台を下回る802台と低迷。対して、同じホンダ・ブランドで昨年7月にデビューした新型軽バンのホンダN-VANは、月販計画3000台を上回る3558台の販売台数を成し遂げた。

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