BMW X1もキドニーグリル大型化 マイナーチェンジでプラグインハイブリッドも

公開 : 2019.05.30 16:22  更新 : 2019.05.30 16:22

xドライブ25eの燃費は50km/ℓ

インテリアの改良は素材や装備が見直され、質感が高められた。上位グレードにはコントラスト・ステッチも新たに採用された。内装は新しく設定された3種類のバリエーションから選択できる。

オプションのライティング・パッケージを装備すると、6色から選べるアンビエント照明が車内に備わる。インフォテインメント・スクリーンはこれまで通り、6.5インチ、8.8インチ、10.25インチと3種類のサイズが用意される(グレードによる)。

ボンネット下における大きなニュースは、xドライブ25eというプラグインハイブリッドがデビューしたことだ。その四輪駆動ドライブトレインは、最高出力125ps、最大トルク22.4kg-mの3気筒ガソリン・エンジンが前輪を駆動し、95psと16.8kg-mを発生する電気モーターが後輪を駆動する。

容量9.7kWhのバッテリーパックは、電気のみで50kmの距離を走行できるという。これによってガソリン消費率は50km/ℓにもなる。発売は標準モデルより数ヶ月遅れて、2020年3月になる予定だ。

最上位モデルのxドライブ25iは0-100km/h加速6.5秒

さらにBMWはシリーズ最上位モデルとして、最高出力231psのxドライブ25iを追加した。その0-100km/h加速は6.5秒。

しかしながら英国に導入の予定はなく、192psのxドライブ20iが今後も最もパワフルなモデルとして販売される。アップデートを受けたX1の英国における販売価格は2万8795ポンド(398万円)からとなっている。

新型X1が公開される3日前には、抜本的に刷新された新型1シリーズ・ハッチバックが発表された。今回のX1よりも明らかに大きくスタイリングが変わったこのフォルクスワーゲン・ゴルフのライバルは、車内空間の拡大と実用性の向上という名目のもとに、前輪駆動プラットフォームに切り替えられた。

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