画像 エンジンで失敗した素晴らしいクルマたち24選 前編

公開 : 2019.07.06 05:50

ボルボ260(1974年)

ボクシーなボディでドライビング・プレジャーとは縁遠いクルマだが、ボルボ260は安全かつ快適なファミリーカーであった。ライスペーパーのようなライバル達と比べ、明らかに頑丈な作りであった。

しかし、オールアルミニウムのPRV2664cc V6エンジンはプジョールノー、ボルボ(PRVの由来)によって開発され、驚くほど信頼性が低かった。カムシャフトは凄まじい勢いで磨耗し、オーバーヒートは日常茶飯事、そしてブロックの歪みも普通であった。このエンジンはデロリアンにも搭載され、ルノー・アルピーヌGTAやA610にも使われた。

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