ポルシェ911RSR グッドウッドで公開 サーキット専用

公開 : 2019.07.07 13:45  更新 : 2019.07.07 15:38

ポルシェはグッドウッドにおいて、991.2型をベースとする991RSRを発表しました。ほとんどのパーツが新設計され、空力の改善や軽量化などが図られています。今年9月からポルシェのワークスチームがWECで使用するとのことです。

95%のパーツを新設計

ポルシェ・モータースポーツは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、最新の911RSRを発表した。先代RSRは991.1型のGT3 RSをベースとしたものだが、新型では991.2型をベースとしている。ホモロゲーション規定を満たすため、992型を使用するにはヴァイザッハ・パッケージを先に導入しなければならない。

このRSRは開発に2年を要しており、今年3月にはポール・リカルド・サーキットにて33時間の耐久テストを行っている。自然吸気の水冷式4.2ℓフラット6を搭載し、522psを7速シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪に伝達する。

新しいサイドエグゾースト・システムにより軽量化を図るとともに、空力も改善しているとのことだ。そしてディフューザーの形状も変更され、さらなるダウンフォースを獲得している。

先代から流用されているのはシート、クラッチ、ヘッドライトやサスペンションの一部のみであり、95%が新設計されているとのことだ。サイドインパクト・パネルはFIAとともに開発され、クラッシュ時の乗員保護性能が向上している。車重は1245kgとなった。

「われわれは過去の栄光にあぐらをかくつもりはありません」とポルシェのGTファクトリー・モータースポーツを統括するパスカル・ズーリンデンは語る。「今後3年間にわたって使用するマシンを開発するため、十分な努力を重ねました。特にドライバビリティ、効率性、耐久性、サービス性などに注力しています」

RSRは2019/2020シーズンのWECの第一戦である9月1日のシルバーストンでレースデビューを飾る予定だ。今後1年間はポルシェのワークスチームのみがこのマシンを使用でき、カスタマー・レーシングはもう1年間991.1型RSRを使用することになる。