ヴォグゾール・インシグニア、フェイスリフト

公開 : 2013.06.13 20:00  更新 : 2017.06.01 02:16

ヴォグゾール・インシグニアに、大掛かりなフェイスリフトが施され、同時に価格も£3,500(52万円)から£5,000(74万円)引き下げられた。

ヴォグゾールからの情報によれば、新しいブッシュ、ダンパーとアンチロールバーの変更、電動パワー・ステアリングのソフトウェア更新などによって、サスペンションとステアリングのセッティングが変更になったという。主にその狙いは、乗り心地の改善と、よりリニアな反応を持つステアリングの提供にあるということだ。

エントリー・レベルのインシグニア・デザインでは、138bhpの1.8ℓガソリンが搭載される。その価格は£16,279(241万円)で、以前のエントリー・モデルであるESよりも£3,500(52万円)も安い価格設定だ。それでいて、DAB、クルーズ・コントロール、オート・エアコン、ブルートゥース接続、電動シートなどが装備される。

ディーゼルのエントリー・モデルは、2.0ℓを搭載。CO2排出量は119gkmで、価格は£17,909(265万円)。また、99g/kmのCO2排出量となるエコフレックスは£18,749(278万円)だ。

インシグニアの弱点とも言えた2.0ℓターボ・ディーゼルは、今回大幅に洗練された。特に低温時および低速時で広いスロットル・オープニングを持つようにされている。

これら新しいエンジンは、一新されたGM製の5速あるいは6速マニュアル・ギアボックスが組み合わせられる。

この他、新しい167bhpの1.6ℓと246bhpの2.0ℓSIDIターボ・ガソリン・エンジン用意される。1.6ℓのターボ・ディーゼルは12ヶ月後に追加になる予定だ。

とりわけ、ヴォグゾールは2.0ℓのエコフレックス・エンジンがビジネス・ドライバーにとって、ランニング・コストと税金面で受け入れられるだろうと踏んでいる。

エクステリアは、リデザインされたノーズとテールが大きな変更点。より大きなグリル、細められたヘッドランプが与えられ、そしてフロント・バンパーには大きなエア・インテークが採用された。リアもバンパーが変更され、新しいテールランプが装備される。全体的に、低くワイドに見えるデザインとなった。

インテリアはダッシュボードが大きく変更され、その素材も改良された。また、8インチのタッチスクリーンが与えられ、ステアリング・ホイールも新しいデザインのものとなっている。

新しいインシグニアは9月のフランクフルト・モーターショーでデビューし、その月からオーダーを受け付ける予定である。

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