仕上がりはセンセーショナル ポルシェ718ケイマンGT4 NA4.0ℓフラット6 420ps

公開 : 2019.07.31 10:10  更新 : 2019.08.01 23:27

まったく新しいエンジンを搭載し、718世代としてはもっとも優れたドライバーズカーへと高められたといえるポルシェ・ケイマンGT4。スポーツカーとしての純粋性もしっかり保たれています。英国ノックヒル・レーシング・サーキットでの試乗となりましたが、一般道でも非常に期待できる仕上がりとなっています。

もくじ

フロント周りはGT3、ダウンフォースは5倍
自然吸気4.0ℓフラット6エンジンは420ps
人間工学的に煮詰められたコクピット
一体感に満ちた金メダル級のシャシー
ハイライトのひとつのステアリング感覚
すべてがベストといえる価格以上の完成度
公道試乗が楽しみなほどセンセーショナル
ポルシェ718ケイマンGT4のスペック

フロント周りはGT3、ダウンフォースは5倍

今回ご紹介するのは第2世代へと進化したポルシェ718ケイマンのGT4。大きなリアウィングが目を引くが、ポルシェは最も速く、甘美なケイマンを創造することに成功したようだ。

先代のケイマンGT4をご存知の読者も多いだろう。リアエンジンのポルシェ911ベースのGT3やGT2など、サーキットでの走行会目的のようなクルマを好む層にとっても、初めて認めることができる中身を備えたミドシップ・ポルシェだった。ほぼ理想のドライバーズカーと呼べる仕上がりだったといえるだろう。

当然ながら、今回の718ケイマンGT4も、基本レシピは変わりない。フロントアクスル周りはGT3から譲り受けたもので、ホイールはGT4専用となる20インチ。リアアスクル周りは、基本的には標準のケイマンと同じ構造を受け継いでいるものの、ダンパーはモータースポーツシーンでは一般的な通常の向きのものになり、コントロールアームやサブフレームはGT3のものが採用されている。

エンジンに組み合わされるのはショートシフトの6速マニュアル。メカニカル・リミテッド・スリップデフを介して後輪を駆動するのもレシピ通り。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ・カップ2を履く。大きなリアウィングは、GT4クラブスポーツ・レースカーからの流用となる、かなりスパルタンなディフューザーとの相乗効果で、標準の5倍ものダウンフォースを発生させるという。

 
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