日本車が多数 1990年代の人気車、英のオークションに 10台の予想落札額

公開 : 2019.07.30 19:10

R34 GT-RやNSX、シビック/インテグラのタイプR、ランエボにインプレッサ、RX-7や三菱GTOなど、主に1990年代の日本製パフォーマンスカーが、英国のクラシックカー・オークションに出品されます。

もくじ

日本製パフォーマンスカー争奪戦
1997年 ホンダ・シビック・タイプ
2000年 日産スカイラインGT-R Vスペック
1997年 トヨタ・スープラ
2001年 スバル・インプレッサP1
2000年 ホンダ・インテグラ・タイプR
1997年 三菱3000GT
2000年 ホンダNSX
2003年 マツダRX-7
1990年 ホンダCR-X
2000年 三菱エボ・トミ・マキネン・エディション

日本製パフォーマンスカー争奪戦

十数台の日本製パフォーマンスカーが、8月にウォリックシャーで行われるクラシックカー・オークションに出品される。

いずれも素晴らしいクルマばかりを集めたこのコレクションには、2台の三菱エボ(ランサー・エボリューション)トミ・マキネン・エディションや、スバルインプレッサP1、R34日産スカイラインGT-Rなどが含まれる。

まさにゲームの「グランツーリスモ」を思わせるこれらのクルマの中から、われわれが選んだ10台をご紹介しよう。バーチャルではなく実際に自分のガレージに収めたいなら、8月3日のオークションを見逃してはいけない。

1997年 ホンダシビック・タイプR

プジョー106や306ラリーのようないくつかの例外を除いて、1990年代後半になると欧州製ホットハッチはどれも甘口になってしまった。その証拠に、3代目や4代目のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIは、無改造で0-100km/hを10秒切ることが難しかったのだ。

しかし、日本に目を移すと、例えばこの初代シビック・タイプRを見れば分かるように、ホンダはホットハッチの辛味を高める方法を忘れていなかった。

1997年から2000年に製造されていたEK9型シビック・タイプRが、英国で正規販売されたことはなかったはずだ。1595cc直列4気筒自然吸気エンジンはホンダのVTEC可変バルブ・タイミング機構を備え、最大トルクこそ16.3kg-mに過ぎないものの、最高出力は驚異的な185psを8200rpmで絞り出した。

0-97km/hを6.7秒で加速する性能だけでなく、赤く塗られたカムカバーとサポート製に優れたレカロシートには興奮させられたものだ。

予想落札価格:8000〜1万ポンド(約107万〜134万円)

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