フェラーリ落札額 下落傾向も、値上がり中のモデルとは RMサザビーズ・オークション

2019.09.02

下落したフェラーリ、値を上げたフェラーリ

フォードGT40の原型といえるロードスター・プロトタイプは、ようやくオークションに出てきたことから8億1473万円で落札されている。DB5ボンドカーは本物ゆえに適正といえる額で終え、ポルシェ718 RS60はスターリング・モスやグレアム・ヒル、ダン・ガーニー、ハンス・ヘルマンが乗ったワークスカーというヒストリーが評価され5億4315万円まで値を上げた。

フェラーリは250GT SWBが下落、反対にF50は新記録をマークしている。注目したいのは365GTSが大きく値を上げたことだ。

「2億3484万円で落札された1969年フェラーリ365GTS」
「2億3484万円で落札された1969年フェラーリ365GTS」

ひと昔前はそれほど評価されなかったのだが、カリフォルニア・スパイダーに端を発するオープンモデルへの注目度の高まりから、250GTカブリオレ・ピニンファリーナから275GTS、330GTSが大きく値を上げることになったのである。そのため、今回のオークションでは275GTBと落札額が逆転してしまった。

また、以前松田コレクションが所有していたフェラーリ288GTOは、アメリカに渡ったのち何度かRMサザビーズで出品されてきたが、今年のモントレーで再びその姿が見られた。

しかし予想落札額が2億7158〜2億9820万円と強気だったため、またしても流れてしまった。また注目されていた1962年フェラーリ196SPだが、12気筒モデルではなかったことから予想落札額の8億5200〜10億6500万円まで入札がなく流札に終わっている。

 

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