フェラーリ落札額 下落傾向も、値上がり中のモデルとは RMサザビーズ・オークション

2019.09.02

ボロボロのマセラティ

会場で最も注目を集めたのがボロボロの1961年マセラティ5000GTクーペ・ギアだ。

スクーターのランブレッタを手掛けたフェルディナンド・イノチェンティが購入した、ギアによるワンオフ・モデルで、コンディションを考えると驚きの5677万円で決着がついた。

「5677万円で落札された1961年マセラティ5000GTクーペ・ギア」
「5677万円で落札された1961年マセラティ5000GTクーペ・ギア」

変わったところでは、ガレージ・フランコルシャンの壁面に飾られていたフェラーリ330GTCのプロフィール・ディスプレイが出品され831万円で落札された。

アメリカならではの出品といえるのがリンカーンのスタイリング・スタディモデルとして1955年にイタリアのカロッツェリア・ボアノで製作されたインディアナポリス・エクスクルーシブ・スタディ・ボアノだ。今の目で見ても美しいスタイリングで超貴重な1台だけに1億1769万円を記録した。このほかシェルビーGT350はオリジナルを保つ1965年の最初期型が姿を現し、アメリカでも貴重な個体だけに4447万円まで値を上げた。

なお、このオークションで主役になる予定だったポルシェ実質的1号車といえるタイプ64だが、進行の不手際で額を間違えるという失態を犯してしまい、さらには最低落札が約20億円と高かったことから流札に終わっている。

 

人気記事