ホンダe 市販モデルの画像とスペックが初公開 136psと154psの2種類

公開 : 2019.09.05 07:50

ホンダeの市販モデルがついに公開されました。既に発表済みのプロトタイプと大きく変わる点はありません。モーターの最高出力は136psと154psの2種類を設定。航続距離は最大220kmと、ライバルより控えめです。

もくじ

光るエンブレムは却下
30分で80%充電可能
得意はコーナリング
サイドミラー代わりにカメラを標準装備
アップル製品のようなクルマに

光るエンブレムは却下

ホンダの新型電気自動車「ホンダe」には、最高出力136psと154psという2種類のパワーユニットが用意される。最大トルクはどちらも32.1kg-m。0-100km/hまで約8秒で加速するという。

この待望の新型電気自動車は、まず2年前に「アーバンEVコンセプト」として初めてわれわれの前に姿を現した。その市販モデルがついに発表された。フランクフルト・モーターショーで予定されている一般公開に先駆け、スペックなどの情報も一部明らかになっている。

ホンダe 市販モデル
ホンダe 市販モデル

今年3月のジュネーブ・モーターショーで公開されたプロトタイプと、今回発表になった市販モデルを比べると、ビジュアル面で変更があったのは2箇所。まず、エンブレムのイルミネーション機能が、欧州では法規制に引っかかるため却下された。もう1点は、サイドスカートにあった「Honda Design」のロゴが消えたことだ。

30分で80%充電可能

この日本車メーカーは、電動モデルの開発に多額の投資を行っているものの、製品化への動きは遅かった。昨年にはCR-Vハイブリッドが発売されたが、欧州に導入される純粋な電気自動車としてはホンダeが初のモデルだ。先進的なテクノロジーを採用したこのクルマは、これからホンダが展開する電動車ラインナップの象徴的存在となる。そして2025年までに、欧州で販売するすべてのクルマを電動化すると、ホンダは宣言している。

35.5kWhの液冷バッテリーを搭載するホンダeは、一度の充電で最大220kmの距離を走行できる。起亜e-ニロの455kmや、BMW i3の310kmと比べるとだいぶ短いが、シティカー・セグメントではそれで十分だとホンダは考えている。

EVプラットフォーム
EVプラットフォーム

プロジェクト・マネージャーの人見康平は数ヶ月前、次のように語っていた。「潜在顧客の中には満足しない人もいるかもしれません。しかし、より長い航続距離を求めてより大型のバッテリーを搭載すれば、パッケージングとバランスの面では欠点となります」

100kWhの急速充電を使えば、30分でバッテリーの80%を充電できると、ホンダは主張している。50kWhの充電器では36分かかるという。

得意はコーナリング

4人乗りのホンダeは、AおよびBセグメントの電気自動車用として開発された新プラットフォームを使用する。ホンダ・フィットよりわずかに短く、ミニより100mmほど背が高い。

モーターは車体後部に搭載され、後輪を駆動する。タイトなコーナーでのハンドリング性能を向上させるため、トルクベクタリングも採用されている。サスペンションは四輪独立懸架だ。バッテリーをホイールベース内の低い位置に搭載することによって、50:50の前後重量配分と低重心を実現している。

プロトタイプに試乗
プロトタイプに試乗

その効果は期待できそうだ。AUTOCARのジェームズ・アトウッド副編集長は先日プロトタイプに試乗し、「ホンダeが本当に得意とする場所はコーナーだ……。敏捷性と反応の良さを見せる」と書いている。

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