記録的な大型台風 もしも愛車が被害を受けたらどうする? 水没/損傷、保険適用は

公開 : 2019.09.09 05:40  更新 : 2021.10.13 14:01

台風での被害は車両保険でカバーできる

そうなると愛車の損害は全部自腹で修理しないといけないのか……というとそうではなく、実は台風での被害に関しては任意保険の車両保険を使うことができる。

残念ながら一般的な事故の時と同じく保険の等級は変わってしまうが、被害の状況によっては車両保険の使用も念頭に置いた方がよさそうだ。

大切な愛車を守るためには、車両保険に加入しておくのが得策。
大切な愛車を守るためには、車両保険に加入しておくのが得策。

ソニー損保のホームページによると、「台風やゲリラ豪雨によって車が損傷した場合、修理にかかった費用などについて車両保険から保険金が支払われます。車両保険には、主に『一般型』と『エコノミー型』がありますが、台風やゲリラ豪雨はいずれの車両保険でも保険金支払の対象です」とある。

また、「洪水/高潮による水害、暴風などの自然災害でクルマが損傷した場合も、車両保険から保険金が支払われます」となっており、「台風やゲリラ豪雨による損害」の一例として、

・暴風により近所の店の看板や家の屋根瓦が飛んできて傷がついた
・ガード下の冠水で水没
・機械式駐車場ごと水没
・豪雨による土砂崩れに巻き込まれた
・暴風で駐車場の木が倒れてきてクルマに傷がついた
・強風にあおられてクルマが横転した

などが挙げられていた。

いずれにしても大切な愛車を守るためには、車両保険に加入しておくのが得策と言えるだろう。

なお、加入している保険会社によって補償の内容に差異がある場合もあるので、詳細は各保険会社に問い合わせ、いざというときに慌てないようにしておきたい。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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