ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ サンターガタへの帰還 前編

2019.11.09

ジルヴレッタ・パス もう一度

ジルヴレッタはタイトな低速コーナーが続くペルフォルマンテにとっては厳しいコースだった。四輪駆動とトルクに溢れたV10エンジンのお陰で、数々のコーナーを通過するにもさして苦労はしなかったが、それでもこうした場所ではM2コンペティションやアルピーヌA110のほうが相応しいと感じるだろう。

雨が降ってより路面が滑りやすくなっても、テールが弧を描き出す前に、ペルフォルマンテはその初期のアンダーステア限界が印象的なほど抑え込まれていることを十分に証明してくれた。

固定式のシートバックを持つバケットシートと長距離移動の組み合わせを恐れる必要はない。ルーフが非常に低いために高く座っているように感じるが、ステアリングコラムは近く、このクルマのデュアルクラッチギアボックスは現行モデルとしてはもっとも滑らかな動作を見せる。
固定式のシートバックを持つバケットシートと長距離移動の組み合わせを恐れる必要はない。ルーフが非常に低いために高く座っているように感じるが、ステアリングコラムは近く、このクルマのデュアルクラッチギアボックスは現行モデルとしてはもっとも滑らかな動作を見せる。

対照的に多くのランボルギーニ製モデルが徹底的なスライド志向となっているが、もしこうした分かり易いキャラクターではなく、本気でフェラーリやポルシェに戦いを挑むのであれば、未来のランボルギーニにはペルフォルマンテのようなハンドリングが与えられるべきだろう。

数えきれないほどの昆虫が衝突した跡をラジエーターに残し、ウラカンの83Lのガソリンタンクへ300Lのハイオクガソリンを流し込んだ2日間の旅を終え、サンターガタ・ボロニェーゼにあるランボルギーニの工場へと帰ってきた。

確かに疲労は感じていたが、決して痛めつけられてはいなかった。実際、もう一度ペルフォルマンテのステアリングを握ることが出来るのなら、もう一度まったく同じコースを引き返しても良いと思ったほどだ。

 

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