遂にマツダもEV発表へ マツダEVプロトタイプに試乗 バッテリーは35.5kWh

2019.10.20

143psのモーター1基で240kmの航続距離

マツダ・ヨーロッパで研究開発部門を率いるクリスチャン・シュルツェは、「バッテリーが大きすぎても良くありません。ユーザーが本当に必要とする航続距離を理解しつつ、CO2を大幅に削減するためには、バッテリーの容量は小さくする必要があります」

「わたしたちは35.5kWhというサイズが、1度の充電で買い物をしたり学校への送迎をしたり、通勤で利用したりするのに丁度いいサイズだと考えています」 と話している。

マツダEVプロトタイプ
マツダEVプロトタイプ

すでにEVを運転したことがあるドライバーなら、エンジンモデルとは異なる特徴を理解していると思う。発進時の力強い瞬発力とほぼ無音の走り、ワンペダルでの運転。だが新しいマツダのEVは、これらが当てはまらない。マツダ独自の設定が与えられている。

アクセルペダルを踏むと他のEVとは異なり、徐々にトルクが立ち上がり、スピードが乗っていく感覚がある。意図的にこの設定にしたという。「ドライバーがクルマに対して理解している、ベーシックな技術に沿ったクルマを作りたかったのです。本物のマツダと呼ばれるクルマです」 とシュルツェは説明する。

マツダのEVプロトタイプには、143psの最高出力と26.9kg-m最大トルクを持つAC同期モーターを1基搭載する。性能として高いとはいえないが、ほぼすべての状況で不足は感じられなかった。アクセルペダルの操作に気を使ったのは、英国では速度制限を越えてしまう、アウトバーンでの走行時くらいだ。

 
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