遂にマツダもEV発表へ マツダEVプロトタイプに試乗 バッテリーは35.5kWh

2019.10.20

ロータリーエンジンの復活もありえる

クルマの挙動を向上させるG-ベクタリングコントロールは、EVの操縦性でも需要な役目を果たす。「電気モーターだからこその細かなトルク制御」が、コーナリング時だけでなく下り坂でも有効に機能するという。

今回のプロトタイプの試乗でも、低重心と相まったフロントタイヤのシッカリとした接地感が印象的だった。全体を振り返ると、マツダの取り組みは賞賛に値すると思う。既にプロトタイプのドライビングフィールは、EVとしての個性を備えつつ、慣れ親しんだ自動車のような印象も与えてくれる。

マツダEVプロトタイプ
マツダEVプロトタイプ

現状ではEVの発売時期を見定めているところのようだが、発電用エンジンのレンジエクステンダーを搭載したモデルの追加もあるとしている。注目なのが、ロータリーエンジンを採用するらしいこと。

マツダは2012年にRX-8の生産を終了して以来、ロータリーエンジンを搭載した量産モデルは作っていない。だが、ロータリーエンジンを量産モデルへと復活させる意思は、持ち続けてきた。2015年の東京モーターショーで登場した、ロータリーエンジンを搭載したRXビジョンをご存知の読者も多いだろう。

「ロータリーエンジンのレンジエクステンダーを採用すれば、走行中でも充電が可能です。航続距離も伸ばせます。燃料もガソリンだけでなくCNG(天然ガス)、LPG(液化石油ガス)だけでなく、水素にも対応できます。プラグイン・ハイブリッドや、シリーズ式ハイブリッドの可能性もあります」 とシュルツェは今後の展開を教えてくれた。

マツダの新しいEV版SUVは、2020年末までに路上を走り出す予定だ。

 
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