試乗 トヨタ新型カローラ/ツーリング セダンとワゴン 価格/サイズ/内装を評価

2019.11.04

「買い」か?

ロードノイズが目立つとか価格設定が従来車よりも1クラス以上上がったとか、気になる部分もある。しかし、国産車ではトップレベルの安全&運転支援機能や、安心感が高く扱いやすい走りなど、総じて良識的かつ良質なモデルである。

流行りのスポーティ&プレミアム志向に傾倒していないのも好印象。「小さくても立派に見える」から脱皮したのは新生カローラの見所であり、個人的には今の国内市場の動向にも合致していると感じられた。

S(写真)、G-Xグレードは、ヘッドランプが3灯式LED。WxBはBi-Beam LEDとなる。
S(写真)、G-Xグレードは、ヘッドランプが3灯式LED。WxBはBi-Beam LEDとなる。

それはいいのだが、カローラの中から何を選ぶかが甚だ悩ましい。

ボディタイプに応じてコンフォートとスポーティのバランスが異なり、パワートレインによる先進感も含めたドライブフィールの差もある。

トヨタ・セーフティセンスを筆頭に標準装備が充実しているので標準系かW×B(Z)か等々のグレードやOP選択も悩ましい。

OPの考え方

DA(ディスプレイオーディオ)とDCMは標準装着され、ナビへの展開は3通り。これも悩み所。初期投資で一番経済的なのはDAに実装されているSDL対応機能でスマホとリンクしてLineカーナビなどのSDLアプリを用いる方法。

次いで、ディーラーOP設定のエントリーナビキット(税込6万6000円)で、これはスタンドアローンのナビ。同じくディーラーOPのTコネクトナビキット(税込11万円)は単独で使えるナビにTコネクト機能を付加。このシステムではアップルカープレイやアンドロイドオートとの連携も可能となる。

ディスプレイオーディオは、3.3万円のセットOPで、TV+アップルカープレイ+アンドロイドオートに対応する。
ディスプレイオーディオは、3.3万円のセットOPで、TV+アップルカープレイ+アンドロイドオートに対応する。

ディーラーOPナビキットの価格設定も手頃であり、車両価格を考えると機能的にカバーレンジの広いTコネクトナビキットを選ぶのが無難な気もする。

この悩ましさは、個々の趣味志向や経済状況に応じた最適な選択のしやすさ。国内市場向けにローカライズされたのが新型カローラの特徴だが、シリーズ構成はパーソナライズを狙った設定でもある。マイベストカローラ探しも新型の魅力である。

新型カローラ/ツーリングのスペック

トヨタ・カローラS(セダン/FF)

価格:213万9500円
全長×全幅×全高:4495×1745×1435mm
ホイールベース:2640mm
燃費(WLTCモード):14.6km/L
車両重量:1300kg
エンジン:1797cc直4
使用燃料:ガソリン
最高出力:140ps/6200rpm
最大トルク:17.3kg-m/3900rpm
ギアボックス:CVT

トヨタ・カローラツーリング・ハイブリッドWxB(ワゴン/FF)

価格:279万9500円
全長×全幅×全高:4495×1745×1460mm
ホイールベース:2640mm
燃費(WLTCモード):25.6km/L
車両重量:1390kg
ドライブトレイン:1797cc直4+モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力(エンジン):98ps/5200rpm
最大トルク(エンジン):14.5kg-m/3600rpm
最高出力(モーター):72ps
最大トルク(モーター):16.6kg-m
ギアボックス:電気式無段変速機

カローラツーリング・ハイブリッドWxB(ワゴン/1.8L+HV/FF):279万9500円。
カローラツーリング・ハイブリッドWxB(ワゴン/1.8L+HV/FF):279万9500円。

 
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