【ルノー2車種にハイブリッド】ルノー・クリオ・ハイブリッド/キャプチャー・プラグインハイブリッド 2020年後半に英国発売

公開 : 2020.02.18 11:50

ルノーは、クリオとキャプチャーのハイブリッドモデルをブリュッセル・モーターショーで発表しました。クリオにはフルハイブリッド、キャプチャーにはプラグインハイブリッドがそれぞれ採用され、今年後半に発売予定となっています。

クリオ・ハイブリッド

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

ルノーは、クリオとキャプチャーのハイブリッドモデルをブリュッセル・モーターショーで発表した。

新しい「Eテック」ブランドの2つのモデルは、異なる電動パワートレインを搭載している。

ルノー・キャプチャー・プラグインハイブリッドとクリオ・ハイブリッド
ルノー・キャプチャー・プラグインハイブリッドとクリオ・ハイブリッド

昨年、従来のガソリンエンジンとディーゼルエンジン・バージョンを発売したクリオには、「フルハイブリッド」システムが採用される。

ルノーが約150件の特許をもつ、パラレル・ハイブリッド・セットアップを取り入れ、1.6L自然吸気ガソリンエンジンと、2つの電気モーターを同時または個別にコントロールすることができるマルチモード「DHT」トランスミッションが搭載されている。

比較的小さい1.2kWhのバッテリーパックを採用することで、同等のクリオ・ディーゼルからの車両重量増は10kgにおさえられている。

都市部では約80%を電気モードで走行することが可能で、EVモードでの最高速度は61km/h、CO2排出量は100g/km未満で、80-120km/h加速は6.9秒。

キャプチャー・プラグインハイブリッド

キャプチャーEテックは、プラグインハイブリッド・システムを採用する。

クリオと同じ1.6Lガソリンエンジンと、マルチモード・トランスミッションのセットアップを、より大きな9.8kWhのバッテリーパックと、400V電気システムに組み合わせている。

ルノー・キャプチャー・プラグインハイブリッド
ルノー・キャプチャー・プラグインハイブリッド

航続距離は48km、EVモードでの最高速度は137km/hに到達する。

ガソリンと電力の両方を組み合わせることができるスポーツモードなど、新しい運転モードが特徴的だ。

混合WLTPモードでの燃費は最大80km/L、CO2排出量は34g/kmとなる。

2つのモデルは、今後数週間のうちに英国で注文が可能となり、今年後半に販売が開始される予定。

ルノーはこの他にも、メガーヌ・プラグインハイブリッドの発売をひかえていて、2022年までに、8つのEVモデルと12のハイブリッドまたはプラグインハイブリッドを発売する計画となっている。

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