【ハン復活!】ワイルド・スピード最新作「ジェットブレイク」、ハンが復活 スープラも登場

公開 : 2020.02.05 16:50  更新 : 2021.01.28 18:01

映画ワイルド・スピード「ジェットブレイク」(原題:F9:The Fast Saga)に、サン・カンが演じるハンが登場することがわかりました。クルマはヴェイルサイドのRX-7ではなくスープラになるようです。

ワイルド・スピードどんな映画? 日本車との関係

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

多くの日本車が登場する映画としてもおなじみのワイルド・スピード(原題:The Fast and the Furious)シリーズは2001年に1作目が公開された。

西海岸を中心として90年代に大流行したスポコン(スポーツ・コンパクト)からの流れもあって、1~2作目には80スープラシビック、インテグラ、240SX、エクリプス、GT-R(R34)、ランエボ、S2000、アコード、NSXなど日本車が数多く登場し、アメリカから世界に日本車の魅力を発信した。

3作目「TOKYO DRIFT」の撮影シーン。オレンジ色に黒いラインが印象的なマツダRX-7(VeilSide Fortune7)との組み合わせも印象的だった。 提供:VeilSide
3作目「TOKYO DRIFT」の撮影シーン。オレンジ色に黒いラインが印象的なマツダRX-7(VeilSide Fortune7)との組み合わせも印象的だった。 提供:VeilSide    VeilSide

この映画に出てくる日本車を見て熱狂的なJDM信者となった北米のファンは数知れず……。

現在もつづく世界的な日本車ブームにも発展したし、日本のクルマ好きにとっても、日本製スポーツカーの新たな魅力に気づく、きっかけとなった。

3作目では「TOKYO DRIFT」のタイトル通り、東京を舞台としたストーリーが展開された。走行シーンの多くはロサンゼルス周辺で撮影されているが、日本国内でも鋸山自動車道(千葉県)などで撮影が行われている。

登場する車両は日本車を中心に230台以上。半数近くが日本からアメリカに持ち込まれた。

この3作目で初めて登場するのが「ハン」(サン・カン)である。ファミリー唯一のアジア人俳優(韓国系アメリカ人)ということもあり、日本やアジアで特に人気が高い。

オレンジ色に黒いラインが印象的なマツダRX-7(VeilSide Fortune7)との組み合わせも印象的だった。

ワイルド・スピード「F9」 ハンが復活

しかし、ハンはそのRX-7と共にストーリー中盤、渋谷の街中で繰り広げられたカーチェイスシーンで事故死してしまう。

横から来た一般車両のメルセデス・ベンツと衝突し横転。搭載していたNOSに引火して爆発したことで死亡したのである。

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の場面画像。ハンが復活するシーン。(c)2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved...
「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の場面画像。ハンが復活するシーン。(c)2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved…    (c)2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved…

ちなみにTOKYO DRIFTの後に公開された4~6作目にもハンは登場している。

というのも、映画の公開順ではTOKYO DRIFTは3番目だが、ストーリーの時系列としては6作目の「EURO MISSION」(2013年)~7作目の「SKY MISSION」(2015年)の間の話となっているからだ。

つまり、7作目以降のストーリーには亡くなったハンは登場していなかった。

そのハンがシリーズ9作目となる「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」(原題:F9:The Fast Saga)にて復活することが判明。

本国での予告編は日本時間2月1日の朝に公開され、日本でもユーチューブなどの動画共有サイトで見ることができた。

そのトレーラーの最後の方に突然、ハンが登場するシーンが出てくる。

ハン登場の第一声は「Nice clubhouse!」(素敵な秘密基地だな!)。

これまでのハンと同じく、スナック菓子を食べながらの登場だ。そして、ドム(ヴィン・ディーゼル)とハグ。

そのあとハンと思われる人物が操縦するクルマが登場するのだが、それがまた凄い。

トヨタ新型スープラ(以下、90スープラ)なのである。

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