【価格と仕様が明らかに】フォルクスワーゲン 新型ゴルフ 英国でもオーダー受付開始

公開 : 2020.02.07 11:50

昨年10月にドイツで発表された、VWの新型ゴルフのオーダーがイギリスでも開始されました。ゴルフらしさを残しつつも、新しいライトや最新のデジタル技術の採用によって、リニューアルされた8代目の詳細を、ご紹介します。

新しい8代目ゴルフ

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)

フォルクスワーゲンの、新しい8代目ゴルフのオーダー受付が、イギリスで始まった。価格は2万3875ポンド(341万円)から。

はじめに提供される、エントリーモデルのライフ仕様には、16インチアルミホイール、オートマティックLEDヘッドライト、フロント/リアパーキングセンサー、アンビエントライトが、キーレススタート、10.25インチのメーターパネル・ディスプレイ、サテライトナビゲーションを備えた10.0インチのタッチスクリーン・インフォテイメントシステムなどの、標準キットが付属している。

フォルクスワーゲン・ゴルフ
フォルクスワーゲン・ゴルフ

ワイヤレス・フォンチャージャー、Wi-Fiホットスポット、ウィー・コネクト・プラスの3年間のサブスクリプションも含まれる。

将来的には、「Car2X」テクノロジーにより、交通インフラからの信号を受けたり、周辺のクルマと「通信」できるようになる。

スタイル仕様には、17インチアルミホイール、アダプティブLED「プラス」ヘッドライト、アップグレードされたシートとインテリア、追加のアンビエントライト、ウッドインサート、3ゾーンエアコンディショナーが備えられている。

130psの4気筒1.5 TSIガソリンエンジンと、電動モーターと合わせて21km/hを達成する、ベーシックモデルの価格は2万3875ポンド(341万円)から。

150psバージョンは600ポンド(8万6000円)追加、115psディーゼルは24,875ポンド(416万円)から入手できる。

スタイル仕様は、同じエンジンで2万5470ポンド(364万円)からとなるが、2万9170ポンド(416万円)から150psのダイレクトシフトギアボックス(DSG)がついたディーゼルでも提供される。

今後数ヶ月の間に発売が予定されているエンジンのバリエーションには、1.0L 3気筒ガソリンターボと、マイルドハイブリッド1.0L、1.5Lガソリンが含まれる。

スポーティなRラインは、2020年後半にホットなGTE、GTI、GTD、およびRモデルの発売を前に、登場する予定となっている。

新しいEVハッチバックID.3の発表に集中させるため、当初予定されていたフランクフルト・モーターショーでの新しいゴルフの発表は延期され、後日VWのヴォルフスブルク本社で発表されている。

ID.3は、フォルクスワーゲンの次世代を代表するモデルと位置づけられているが、中期的には新しいゴルフによって販売が減少する可能性がある。

そのため、VWのデザインボスであるクラウス・ビショフは、新しいゴルフを「現在のボリュームセグメント内で、何が可能なのか」を表す「現在の指標」と呼んでいる。

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